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タイトル
評価
一言メモ
ブラジル蝶の謎
うな
普通のミステリーなのでどっちでもいい
ブラジル蝶の謎 うな
ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)
有栖川 有栖
講談社
ミステリー。短編集。
有栖川有栖をちゃんと読むのははじめてなんですが。
うーん、この人ってエラリー・クイーンのフォロワーじゃないですか。
そしてぼくはミステリの御大たちの中で、なぜかクイーンにたいしてはうろんな瞳を向けてしまうのですよね。
QEDとか云うキザっぽさがいやとか、そういうことはない(と思う)んですが、
なんつーか、こう、ロジックですよー、完璧ですよー、と云わんばかりのスタンスというか、まあごにょごにょわけのわからんことを云われても困るかもしれんが、なんか気に食わんとですよ。
そんなぼくですが、クイーン作品をちゃんと読んだことは一度もありません。
で、そんなクイーンのフォロワーであり、新本格第一世代の中ではもっとも腐女子人気が高いっぽい有栖川先生、火村英夫の国名シリーズですが。
……まあ、どっちでもいいんじゃないですか?
いいとかわるいじゃなくて、どっちでもいいんじゃないですか?
もうどっちでもイイゾー。としか、ぼくにはとてもとても……
(06/6/4)