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大沢在昌

タイトル評価一言メモ
新宿鮫うな真田君の乳首をなめたい人へ





  新宿鮫

新宿鮫 (光文社文庫)
大沢 在昌
光文社





長編刑事小説(って表紙に書いてあるもん)
アクションありありの刑事物ミステリーで、なんていうか説明要らないだろ?新宿鮫だよ新宿鮫。あれだよあれ。眠らない街・新宿だよ。いや『不夜城』とはちがくて(ぼくにも区別はつきませんが)
ベストセラー的な臭みはたっぷりですが、正直、わりと面白かった。ベストセラー的に面白かった。

中身はもう「元キャリアでありながら現場組におとされた警部・鮫島はヤクザも上官も恐れぬ一匹狼」という時点でなにかを察して欲しい。
話はそれますがね、これの映画が十年位前につくられて、それの主演が真田広之だったのですが、ちょうどこの頃あたりからですかね?なぜか真田くんがワイルドキャラになっていったのは。

おれさー、べつにファンじゃないんだけどさー、やっぱりジュリーに教われてた昔から、真田くんはばっちり受けキャラだと思うわけよ?
だってもともと線の細いタチじゃない? ちょっと骨ばってて。気のせいか?
「高校教師」のときも脆弱なノイローゼ気味の新任教師だったし。
それが、なんですか?陰陽師では芦屋道満だ?ラストサムライだ?
強そうでカッコいい真田くんですか? ちゃんちゃらおかしいですよ。
真田くんはね、こう、ある程度力があるはずなのに、さらに強大な力に打ちのめされて屈辱を受ける、そんな役割がおいしいんですよ!
ワイルドでカコイイ真田はすっこんでろ! それもこれも新宿鮫あたりがいけないんだ!

……と映画を観もしないで思っていたのですが(そもそもぼくはちっとも真田くんを応援してなどいない)さて、これが原作を見てみると、わりとちゃんと真田くんであった。
ガンバってジョギングしちゃってからだつくってたり、一匹狼ぶってるくせに実はポエジーなところがあったり、しまいにゃハードゲイの犯人につかまって拷問はおろか強姦されかかってたりと、とても真田くん的な役回りでした。

まあ、真田くんのことはどうでもいいとして。
わりとシリーズ物として普通に面白かった。
ただ、思い込みの激しい刑事オタクが事件を撹乱するのは、物語的にはとても面白くなっていたが、あんまり収拾もついていなかったような? 面白みはあったが必要性はうすかったかな?みたいな。

あー、あとねー、なんつーか、恋人が非常に魅力的に書けてはいるんですが、どうにも男性読者向けすぎるというか、ありていにいうと作者の自己満足ぽいというか、なんつーかかんつーか。
そもそもさあねこの恋人がNOKKOにしか見えないわけですよ、レベッカの。 だって、ロックバンドのボーカリストで、小柄で胸がでかくて、ライブでは汗だくになって全身でおどって、作詞なんかもしてて、タンクトップにショートパンツで、で書いてる詞が「Get away みんなは言う 早く立ち去ったほうがいい ここは街のどん底さ 泣き叫ぶ声 夜ごと夜ごと(中略)But stay here 幸せじゃなきゃいけないなんて だれにも決めてほしくない」だなんて、レベッカの劣化コピーっぽい感じだし。

いや、だからね、べつにNOKKOがわるいわけじゃないんだけどね、確かにある面では彼女は美人だし魅力的だとも思うけどね、なんつーか、濡れ場とか、NOKKOを連想すると萎えるというか……









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