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壁井ユカコ

タイトル評価一言メモ
キーリ ―死者たちは荒野に眠る―萌えないと難しい





  キーリ ―死者たちは荒野に眠る―  う

キーリ―死者たちは荒野に眠る (電撃文庫)
壁井 ユカコ
アスキー・メディアワークス





ラノベ的ななにか。
どっかの惑星で霊能少女が不死身の兵士と出会って一緒に逃避行する話。

なんか半分読んで半年くらい放置してたから、読むの再開してもちっとも意味がわからず、わかった頃には終わっていた。
ラジオに宿った霊とか放浪する不死身の兵士とか設定は悪くない気もするんだが、どうも肝心の主人公にまったく感情移入できず、というのもその境遇と能力ゆえに孤立した子らしいんだが、全然そんな感じがしない。ひねくれていなさ過ぎる。

ので、何故に彼女が不死身の兵士ハーヴェイに惹かれたのかもいまいちわからず、なとなく乙女の妄想する素敵王子様がきたのでついていっちゃいました的に感じられる。

えーと、多分、作者は女性なんだろうけど、文章も女性作家特有の、よくいえば細やかな、悪く言えば鬱陶しいタイプのそれで、おかげでアクションシーンなどがもったりしていけない。

まあ、多分、主人公の霊能少女に全く萌えなかったのがいけないんだろうな。

(07/4/27)










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