タイトル | 評価 | 一言メモ |
ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 | う | なんかゲッツむかつく |
え、えーと。ジャンルなんだろ? ライトノベル? はじめに。 これはノベルスで二段組の480ページにならなんとする堂々たる長編ですが、1時間半くらいで読破しました。久しぶりです、この速度。 えーと、この作者、メフィスト賞出身のアレなんですが、なんていうか、内容は「清涼院流水ミーツ上遠野浩平」という内容で、つまりなんていうか、その……めちゃくちゃだ。 まずおおよそかなりの高確率で作者はキモヲタなんですが、その、もういいです。 (一応)ミステリーなんですが、街にはスタンド使いがうろちょろしていて、それはもうすごい殺し屋だったり名探偵だったり不老不死だったり、いろいろあるんですが、その辺の能力がなんで存在するのかに関しては、あんまり説明はないみたいです。きっと矢で貫かれたんでしょう。 で、まあ、スタンド使いがいっぱいいる状況でミステリーが成り立つかって云うと、これは、そのなんていうか…… で、まあそのスタンド使いはほとんどが個性豊かな美少女であり、主人公がすむぼろアパートにみんなして住んでいたり、その、なんていうか…… とりあえず、これが確信犯なのか天然なのかを知りたい。つまり作者がただのキモヲタなのかキモヲタをバカにしているのかを(ただのキモヲタなんだろうなあ) ストーリーは、わりと意味わかりませんでした。 ストーリーの骨格だけをやるつもりなら、登場人物は現在の三分の一で十分だし、ページ数に至っては十分の一で結構だと思われます。 ようは、十分の九は無駄なお遊びで、そこを楽しいと思えるかどうかなんだろうが、うーん、それはちょっと難しい質問ではないでしょうか? とにかく意味もなくみんな天才で意味もなくみんな超能力者で意味もなくまわりが美女だらけで、これはエロゲーか? エロゲーなんだよな? 小説でエロゲーいらん。エロゲーやるわ。 |