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時雨沢恵一

タイトル評価一言メモ
うな
キノの旅 5うないつも通り
キノの旅 9うなどう考えてもいつも通り
うな





  タイトル







  キノの旅 5  うな  

キノの旅〈5〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
メディアワークス





いつも通りの諸国漫遊。
悪くない。悪くないが、狙いが鼻につきすぎる感あり。
コメントしづらいし、うっといのでパス。
いい話といえばいい話。キモイといえばキモイ。そんな感じ。






  キノの旅 9  うな

キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
メディアワークス





ラノベ。短編集。
いつものだった。

で、すますつもりだけど、あれえ?九巻まで通して読んでいるのにこのブログには感想がないんだね。
萌えっ子で僕っ子のガンマンが、よくわからない世界を遍歴していろいろな国に訪れるんだけど、どの国にもだいたい理不尽なことがあったり問題を抱えていたりするんだけど、その理不尽や問題はたいてい国のアイデンティティーに関わっているのでだれも解決する気がないし、主人公も特に興味がないのでスルーして次の国に行きました、というのを延々と繰り返す話。
その理不尽や問題を現代社会のなにかに対するメタファーや警句と読み取ってもいいし、読み取らないでもいい。要するに童話や絵本でよくあるそれを、ラノベで仕上げてみましたという。

だから一個一個の話に特に深みはないし、全体に大きな話の流れはないし、続いていることにも物語的な意味はないし、でもだらだらと刊行されていること自体には意味があるし、という感じで、だから感想としては毎回「いつもの通りだった」になるし、この作品に求められているのはそれだろうし、だからそれ以上には特に云う事はない。

(08/5/31)







  タイトル







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