タイトル | 評価 | 一言メモ |
トリニティ・ブラッド1 瞬きの星 | うな | 作者死亡のため中絶。ゆえに続きは読まない。 |
FIGHTER! | う | ゾンビ新撰組 |
長編ラノベ。 なんかラノベ読本みたいな本を見たとき、定番ラノベベストテンみたいなので、この作品だけ全然知らなかったので、なんじゃらほい? と思って読んでみることにした。 大災厄により人類の文明が後退してより千年―― 災厄後にあらわれたヴァンパイアと人類の緩衝地帯として、無法地帯と化した自由都市イシュトヴァーンに一人の神父が降り立ったとき、市警軍とレジスタンスの戦いは激化し、やがてそれは二つの種族を巻き込む大戦へと広がっていくのであった…… みたいな話だと思うのですが。 主人公の性格がヴァッシュ・ザ・スタンピートで、能力はアーカード。 どう見てもヤングキングです。 本当にありがとうございました。 という、主要キャラの造形はもとより、文明の後退した大災厄だとか、 政争激しい法王庁だとか、謎の沈黙を守る吸血鬼の帝国とか、二者の争いを望む謎の敵とか、なんかしらないけどリーダーやってる美少女レジスタンスとか、裏切りまくりの美形悪役とか、悲しい過去を持ち憎しみの虜となった貴族ヴァンパイアとか、ファックのことしか考えていないわかりやすい悪役大男とか、クーデレ美形ロボットガンカタとか、一言で云えば「ああ、あれね」といいたくなる設定が盛りだくさん。 凝っているというよりは悦に入りすぎた感のある文章と、いかにも厨好きするヨーロピアンな単語やルビの連呼で、君は実に厨房向けのラノベだな、と思った。いや、いい意味も含めてますよ? 特に、主人公が戦うと強いのわかりきっているのに、寸止めを繰り返してなかなか戦わせないところなんか、実にベタでうまい。 ただまあ、どうだろ? ぼくがもっと若ければねえ。 ちょっとついていけないかも、このノリ。 安易に思わせぶりな設定は嫌いじゃないんですけどねえ。 好きになるほどのこともないと云うか。 どっちにしろ作者が死んで中絶だから、読んでてつまらなければ時間の無駄だし、面白ければ切ないしな…… (06/7/11)
ラノベ。 明治時代、新撰組の人たちが蘇って超人バトルしました的な。 しょっぱい。 面白いつまらないじゃなくてしょっぱい。 上手い下手じゃなくてしょっぱい。 厳しかった (06/12/8) |