index>栗本薫感想文 エントランス



    ◇ 栗本薫感想文 エントランス◇
 



栗本薫 全著作レビューブログ

現在ひらいているこのページは古いもののため
現在、こちらのブログで栗本薫の著作に関する感想をまとめ直しています。
このページよりもわかりやすくなっているつもりです。

追悼篇 さよなら、栗本薫

2009年5月26日。
栗本薫は永眠しました。
それを知った翌27日に書いた追悼文です。


黎明篇 1978〜82年

1978年。栗本薫、デビュー。
自意識ばかりが強く、何者でもなかった山田さんちの純代さんはついにその居場所を得、輝きだす。
すでにして完成された技術と未完成な青臭さを兼ね備えた若き栗本薫の作品群。初期五年分の感想をここに記す。


鳳凰篇 1983〜87年

栗本薫、結婚、出産。
しかし薫は止まらない。人気シリーズは陰りを見せず、さらに彼女はそこにとどまらない。
ますます活躍の場を広げ、火の鳥のごとく燃え上がる栗本薫の快進撃。次なる五年の感想をここに記す。

乱世篇 1988〜92年

デビューより十年。
時代は一つめぐり、生意気な小娘はベテラン作家となった。彼女のつくった道をたどるフォロワーたちもあらわれ、時代はまさに乱世。
しかし薫の挑戦は終わらない。過ぎ去った過去の物語になど興味はない。あしたのために、あしたのために。明日の自分が紡ぎだす物語だけを、薫は信じつづける。
常に最前線で書きつづける栗本薫。彼女を信じて駆け抜けた五年をここに記す。

望郷篇 1993〜97年

栗本薫、演劇を始める。
それからしばらくして、ぼくらは気づくのだ。
あれ? おかしいな? 栗本薫ってもっと面白くなかったっけ?
昔の作品は良かった……その思いは望郷に似る。
ついて行こうか行くまいか。迷い迷って迷い道くねくね。迷路から出て来れなくなった者を取り残し、それでも栗本薫は進んでいく。
狂信か惜別か。苦渋の決断を問う試練の五年、ここに記す。

御大陽篇 98年〜09年

見よ! いま赤々と高々と栗本薫は輝きだした!
輝きだした薫をだれが止めることなどできるだろう?
止まらない愛しさあふれてAh〜憎さ百倍。
聖地・神楽坂に輝く御大陽は眩しすぎて正視にあたわず。
しかれども我ら薫の聖闘士は戦いつづけるのだ!
いつかの日に感じた、あの愛を信じて……
果てなき夢が果てなきままに果てた最後の十余年をここに記す


復活(してない)編

2009年5月、栗本薫、逝去。
その後、驚愕の報道がなされる。
世に出ていない遺稿、二万枚。そのほとんどが続き物のホモ小説である、と……。
耳を疑うその報は、死後七年をかけて出版されつづけた同人誌で真実と証明された。
このページでは同人は原則レビュー対象外とするがその量だけでも伝えたいとリストをここに載せることとする。

番外編 ぼくらのお茶会訪問記

2006/6/11に中島梓の事務所で開催されたグイン・サーガミュージカルのビデオ上映会&お茶会の顛末をまとめたものです。
ビター&スイートな味わい。


特別編 うなグイン・サーガ

樹海に入って何巻まで続くかわからないグイン・サーガ本編。
そのグイン・サーガを「百巻でまとめるとしたらこうだ」
という感じで45巻以降の展開を妄想、改変したうなぎ流グイン・サーガ。
わりとイタイ自信作。

暴走篇  うなぎのあたる家

うなぎの心にとてつもない感動を与えながら、後半に信じられない失速を見せた長編『朝日のあたる家』をうなぎ流に改変。
ところどころ文体模写に走ってさらに痛さは倍増。
これがうなぎの全開だ!




インデックスに戻る

inserted by FC2 system